【突然の海外駐在帯同】ついていく?ついていかない? 悩んだ時の考え方

海外赴任・・・ある日突然夫から告げられた人も多いのではないでしょうか。

我が家も例にもれなく・・・。

持ち家あり、仕事あり、子供ありの私が

「海外赴任に帯同する」と決意した理由と

悩んだときに参考にした考え方について、この記事でまとめています!

「ついていく」or「ついていかない」

大前提として、どっちを選んでも正解だと思いますが、

この記事がこれを読んでくれた方の決断を後押しになればうれしいです。

目次

海外赴任に帯同するメリット・デメリット

海外赴任に帯同するメリット・デメリットは以下のようなものが考えられます

メリット

日本で出来ない経験が出来る

これは自分にとってもですが、特に子供への大きい!

日本以外の国を知れること、言葉や文化の違いを体験できることで

広い視野で物事を見れるようになることが期待できます。

新しい出会い

現地で暮らしている人との出会いはもちろん、

全国各地から人が集まってるので、帯同を選んだからこそ出会える仲間もいます。

語学力取得のチャンス

語学力の獲得はアウトプットが重要と言われています

母国語が通じないという環境は、語学力を伸ばすチャンス!

デメリット

住宅ローン控除が受けられない

これは持ち家をもって10年(13年)以内の人に限られる話ですが

ローンの支払者が海外赴任などで自宅に住まない状態になると、住宅ローン控除は受けられなくなります。

ちなみに我が家は築4年、ダブルローンだったので、

住宅ローン控除が受けられなくなるのは家計的にも大打撃でした・・・。

キャリアが分断される

タイに駐在にする場合、、配偶者に発行されるVISAでは原則として労働が認められていません。

第一線で働いていた人からすると、帯同期間は大きなブランクになりえます。

退職したうえで帯同した場合、日本に戻ってきたときに、再就職できるかどうかの不安も大きいです

また、仕事をしていない自分に対する虚無感、無価値観を感じる場合も多く

これを乗り越える必要があります!

環境が大きく変わるストレス

日本国内での引っ越しとは違い、言葉も文化も変わるので

環境が大きく変わることからのストレスは駐在員とその家族が全員が感じることになります。

子供がいる場合は、子供のストレスを親が受け止めたり、フォローしたり、そのストレスに対処する必要もあります

帯同すると決めた理由

メリット・デメリットをふまえた上で海外赴任に帯同すると決めました

その理由は3つあります

①海外に住むという貴重な体験ができる

決め手のほとんどはこれ!

元々海外に住みたかったわけではないので、異動というきっかけがなかったら海外に住むことはなかったと思います。

現在、日本人で海外に住んでいる人は約1%と言われています!

その1%しか味わっていない世界を体験する人生も面白そうと思ったからです!

また、子供に「日本語と違う言葉があること」、「日本以外にも人が住んでいるところがあること」を

理解するには最高の学習の場だと思ったことも大きいです。

現地語や英語環境で学ばないとしても、生活するだけで多様性を感覚的にも理解できるのは魅力に感じました。

②日本から行きにくいところに旅行するチャンス

もともと旅行が好きなので、海外に住むことによって旅行先の幅がぐーんと広がることは魅力的でした。

駐在期間中に日本からだと行きにくい国にたくさんいけるかも!と思うとワクワクしたのも決め手です

③自分の時間が増える!

退職によりキャリアが分断するというデメリットがある反面、

仕事・家事・育児でパンパンだった毎日の中で死ぬほど欲しかった

「自分ひとりの自由時間」を手に入れることができます!

この時間に、今までやってみたかったことに挑戦したり、日本ではできない体験をしたり・・・

ダラダラとドラマや映画を見て過ごしたり・・・・。

自分の好きに過ごす”時間”を得られるのは、この先なかなかないチャンスだと思ったからです。

悩んだ時はこう考える!

帯同するか悩みすぎて、「自分がどうしたいのか?」が分からなくなるも多いと思います。

そういうときに、私が参考にした考え方をご紹介します

価値観は人それぞれなので、下記のような考え方が、合う・合わないはもちろんあると思います。

なにかピンときたら、取り入れてみてくださいね!

①心配事の9割は起こらない

海外赴任に対する不安や心配が現実になったらどうしよう。

そう思って足踏みしてしまう人も多いともいますが、

心配事の9割以上は現実化しないという研究結果があります。

実際、ペンシルバニア大学のボルコヴェックらの研究によると、心配事の79パーセントは実際には起こらず、しかも、残りの21パーセントのうち、16パーセントの出来事は、事前に準備をしていれば対処が可能。 つまり、心配事が現実化するのは、たった5パーセント程度という結果を導き出しました。

https://president.jp/articles/-/40926?page=2

いま心配や不安に思っていることが、現実にならないのであれば、行ってみたいか?行ってみたくないか?で考えてみると

自分が本当はどうしたいのか見えてくるかもしれません。

②失敗という概念はない!

わたしが崇拝するアンミカ様の言葉です!

学びと発見あったら失敗なんかない

失敗すること、後悔すること・・・生きていれば沢山ありますが、

それを「失敗」と決めたのは自分自身!

経験から学びや発見があれば、思うようにいかなかったと思えることも

次、同じようなことを起こさないための貴重な経験にすぎません!

アンミカ様の言葉に感銘うけて、何かを決断するときは

私は「失敗はない。どの選択をしても正解」という考えを採用しています!

どの選択を選んでも、正解と感じられるのであれば、自分はどうしたいか?考えてみてくださいね!

③人生の最後に残るのは「経験」

これも私の恩師が言っていたことです。

「人が死ぬときに、持っていけるのは”経験”だけ」

この言葉を聞いて、どんな経験を自分にさせてあげたいかな?というのを

悩んだ時の判断材料にしています。

海外赴任に帯同して得られるだろう経験、日本に残って得られるだろう経験・・・優劣はないです!

自分の人生を彩ってくれそうなのはどっち?

心に問いかけてみると、おのずと答えが見えてくるかもしれません。

海外駐在に帯同するかどうか?で、自分にとって何が大事なんだろう?と沢山考え、

自分が大事にしている価値観を振り返る機会にもなりました!

繰り返しになりますが、どういう選択をしても正解だし、優劣はないです!!

どっちの分岐点を進むか、自分の心にウソをつかずに決めれますように!

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