【渡航前に要検討!】海外駐在中でも大丈夫!0歳からできる資産運用

駐在を決めた時に唖然としたこと。

それは「NISA口座を解約しなければならない」という事実。

私がしていた楽天証券のつみたてNISAは、日本株式・国債のみは、海外駐在中も保有可能ですが、私が投資していた外国株式のものは保有できないという決まりでした(証券会社によって条件が異なります)。

年率10%ぐらいで運用できていたのですが、仕方なく解約。

このお金どうしようと思ってた矢先に、懇意にしているFPさんから投資型保険(変額年金)を進められました。

保険商品であれば、海外駐在中も解約せずに保持することができると知り渡航1週間前にぎりぎり契約しました!

日本にいるときにしか契約できないので、これから駐在になる方で投資を続けたい人は検討の余地あり!

目次

非居住者ができる投資/できない投資

海外赴任などで非居住者となる場合、ほとんどの証券会社では、証券口座を維持することができず、解約を求められます。

証券会社のなかでは「野村證券」だけが一般NISA口座・つみたてNISAの資産を出国後も保有可能ですが、楽天証券では日本株式と国債であれば保有可能となっています(ジュニアNISAは継続不可)。SBI証券・マネックス証券ではNISA口座の資産を解約する必要があります。

また、iDeco(個人型確定拠出型年金)においては、海外居住者(国内非居住者)は、以下の場合に、引き続き加入できます。

  • 国内法人に勤めながら海外赴任する(厚生年金被保険者のまま転勤する)
  • 国民年金に任意加入する

つまり、非居住者となることにより、投資の選択肢が非常に狭くなります

意外と知らない?資産を増やせる保険

投資できる商品が減ってしまう中、新たな選択肢がありました!

それが変額個人年金保険です。

変額年金保険は、一時払いで払い込みいただいた保険料を、株式や債券等を投資対象とする特別勘定(ファンド)で運用し、運用成果に応じて将来受け取る年金額が増減する年金保険です。 運用成績によって、将来受け取る年金額、解約返戻金額、万一の時の死亡給付金額が増減します。

海外駐在中も保険であれば解約する必要がありません

学資保険のように元本が保証されるものもありますが、今回私が契約したものは保険会社によって資産を運用し、それで解約時の返戻金が変わるというもの。

そのため、元本割れのリスクもあります。

わたしが契約した保険商品

海外駐在が決まり、これまでしていた投資の代わりに始めたのがソニー生命の変額年金保険(SOVANI)です。

年金と言っても60歳まで払い続ける必要はなく、好きなタイミングで解約可能です!

こちらの商品は、さまざまな投資パターンが選べ、その中でも世界株式で運用する商品を選びました。

ソニー生命が厳選した16種類の特別勘定から、最大8つを選択して運用できます。お客さまの投資スタイルや投資経験、リスク許容度に応じてポートフォリオを組むことが可能です。

https://www.sonysonpo.co.jp/groupad/pension/

現在、成績は上々!世界株式型の1年間の保有時の崩落率は14%ほど(2023年7月現在)!

騰落率とは、ある期間の始めと終わりとで価格がどれだけ変化したかを表すものです。たとえば、価格が100円の運用商品が105円になれば5%の上昇、90円になれば10%の下落となります

つまり、1年間で14%の騰落率ということは、1年間100万円を運用した結果、14万円の利益がでるような運用成績ということ!すごくないですか!?(利益から手数料などが控除されます)

支払い方法も毎月積み立てor一時払いと選べ、自分の資産状況や希望によって選択可能!

わたしはNISAで積み立てていた分をそのままスライドしました。

また、0歳から契約できるので、教育資金用に運用するのも◎

公式HPに返戻金のシミュレーションや騰落率も載っているので気になる人は見てみてくださいね!

注意点

あくまでも投資!現時点で運用成績はいいですが、元本割れのリスクも理解した上で契約する必要があります!

月払いの場合は、長期運用をするつもりで契約しないと、”諸手数料>利益”となり、返戻金が投資金額よりも少なくなる可能性がありますので、FPさんとシミュレーションの上、納得の上で契約するように!

また、ソニー生命は必ずFPさんを通じて契約する必要があります。面談~契約までの時間がかかるので、早めに動き出すことをお勧めします(契約は日本国内のみ)!

NISAのほうが手数料も安いため、日本にいる場合はNISAを利用するほうが最終的な手取りが多い場合もあります。

しかし、NISAが利用できない海外居住者にとっては、あらたな投資の選択肢となるのではないでしょうか?

ソニー生命以外にも変額年金の商品はたくさんありますので、比較検討されてみてくださいね!

駐在期間中にも日本円で資産運用したいと考えている方の参考になればうれしいです◎

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